A 聖宣神学院は、将来牧師・宣教師になる方、何らかの形で奉仕者として教会に仕える導きのある方が学ぶ神学校です。明確な新生経験を持ち、洗礼を受けて2年以上経過していること、そして、牧師・宣教師・奉仕者としての召命が確かであることも大切です。詳しくは受験資格の覧を参照してください。
A 大学を卒業しているかは関係ありません。受験資格には「高等学校以上の教育を経た者またはこれに相当する学力があると認められた者」となっています。ただし、将来、牧師・宣教師として立つために学びは大切です。機会が許されるのであれば、大学などで学んでおくことは意味があります。
A 大学で神学を学んでいる必要はありません。実際、ほとんどの方が、大学では他の分野の学びをしています。法学部、文学部、商学部、工学部、理学部などなど、経歴はさまざまです。医療関係の仕事をしてきた方もいます。将来奉仕職に就くことを考えながら大学で学んでいる方は、自分の分野の学びをしっかりしてください。
A 牧師や宣教師になるためには、神さまが自分をそのような立場に導いておられるといううなずきが大切です。自分がなりたいからというだけでなる仕事ではありません。使命感や重荷は大切ですが、必ずしも牧師にならなくても果たせる使命感もありますので、どのような道に進むにしても、神さまの導きを確かめることが大切です。また、自分がクリスチャン生活を送っている教会の牧師先生や信徒の兄姉がうなずきをもって自分を送り出してくださることも大切です。神さまがわたしたちを創造してくださったということは、わたしたちの生涯にご目的があるということですから、牧師先生と相談しながら、焦らずに神さまのみこころを祈り求めてください。
A 奉仕職に就くために一番大切なのは、年齢がどうかではなく、神さまからの召しと導きです。年齢が進んでから奉仕職を志す方のために、「シニア・コース」が設置されました。50歳以上の方で、信仰年限や奉仕経験を考慮し、在籍年数を3年に短縮することができます。学びの内容は、入学時に院長・学監と相談して決定します。牧師先生とよく相談して、導きを祈り求めてください。詳しくはコースの覧を参照してください。
A 聖宣神学院では、在籍期間が2年の「短期コース」が設置されています。今までは「二年課程」と呼ばれていました。凝縮した学びの期間になりますが、年齢などを考慮してこのコースで学んで定住伝道師になっている方もいます。詳しくはコースの覧を参照してください。
A フルタイムの奉仕者として献身の道を歩むときには牧師になるのが一般的ですが、青年や教育や福祉など特定の領域に重荷を持っている方もおられます。何よりも大切なのは神さまの導きです。一般の信徒としてではなく、教会の働き人として奉仕するように導かれているとお感じの方は、特定の領域で奉仕する前提として牧師に必要な神学教育を受けていることは大切です。所属教会の牧師先生とよく相談してください。またご不明の点はお問い合わせください。
A 聖宣神学院は牧師や宣教師の訓練のための神学校で、そのことを前提としてカリキュラムや実習プログラムが組まれています。しかし必ずしもフルタイムの教職になるのではなくても、将来何らかの形で教会に仕えたいという願いを持っておられ、ぜひ神学院で学びたいというご希望をお持ちの方は、所属教会の牧師先生とよく相談してください。また聴講という制度がありますので、神学院にお問い合わせください。
A 聖宣神学院は教団立の神学校ですが、他の教団や教会にも広く門戸を開いています。今まで、イムマヌエル以外の教会出身の神学生が多数聖宣神学院を卒業し、それぞれのグループや教会で奉仕しています。どこの神学校で学ぶかはとても大切であり、また出願の際にはご自分のグループや教会の牧師先生の推薦状も必要になりますので、担当の牧師先生とよく相談してください。
A 毎月納めるものとしては、寮生活費などに充てられる神学生納入金があります。聖宣神学院は全国の教会とクリスチャンの尊い献金で支えられていますので、納入金も学生の負担にならないように設定されています。経済的な理由で学業が困難な学生のためには奨学金制度もあります。詳しくは学務課にお問い合わせください。